2024年4月30日火曜日

介護用見守りカメラに必要な機能

■動体検知機能

見守りカメラを設置しても、常にカメラの映像をチェックできるわけではありません。

動体検知機能が付いていれば、常に映像を見ていなくてもよいため、仕事や家事など忙しい日常生活を送りながら家族を見守ることができます。

動体検知とは、カメラに映った動きを検知する機能のことです。

動体検知機能付きのカメラには通知機能も備わっており、カメラが動きを検知したらスマホなどに通知を送って知らせてくれます。

ただし、あまりにも人が動く場所に設置すると、それだけ、誤った通知なども増えるため、動体検知の範囲を選択できるものがベストです。

■水平方向を90°以上の画角で撮影できる

カメラを選ぶにあたって、撮影範囲も重要なポイントです。

撮影範囲が狭いと映る範囲が限定的になるだけでなく、しっかり撮影するためには、カメラを目立つ位置に設置しなければいけないため、見守られる側のストレスになってしまう可能性があります。

直角の部屋の隅に設置する場合は水平方向に90°以上の画角があれば、部屋全体を撮影できます。

■夜間でも撮影できる

夜間の就寝中の様子の見守りや、深夜の徘徊防止の見守りが目的であれば、暗い場所でも撮影できるカメラを選びましょう。

暗い場所を撮影する方法としては、弱い光を増幅させて撮影する「暗視カメラ」と赤外線をとらえて撮影する「赤外線カメラ」の2種類あります。

暗視カメラはカラーで撮影できますが、光が不足すると真っ暗になってしまいます。

赤外線カメラは真っ暗でも撮影できますがモノクロの映像になります。

現在の家庭用カメラは赤外線カメラのタイプが主流です。

■会話機能

会話機能が付いているカメラであれば、コミュニケーションツールとしても使えます。

電話でも会話は可能ですが、カメラに会話機能があることで、緊急事態でもすぐに声かけをすることができます。

例えば、カメラ越しに火の消し忘れを確認した場合は、そのまま呼びかけて火を消すよう働きかけることも可能です。

■温度センサー

温度センサーが付いていると、カメラ周辺の温度が高温になるとスマホに通知してくれるものもあるため、夏場の熱中症対策としても活用できます。

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