空気清浄機には、主として、ファンを使用する「ファン集じん式」、プラズマ放電を使用する「電気集じん式」があり、それぞれに特徴があります。
ファン集じん式は、ファンによって室内空気を本体に誘引して、フィルターによって浄化して外部に放出する方式です。家庭用の空気清浄機のほとんどは、この仕組みを採用しております。
性能は、フィルターの性能がまず第一で、これに、加湿や除湿といった付加機能の有無で評価されます。
ファン集じん式の空気清浄機の欠点は、運転時にファン回転音が騒音となることです。
その対策として、エコ運転や就寝モードなどに切り替えることによって、ファンの運転音が発生しないよう工夫しておりますが、完全に無音にすることは困難です。
電気集じん式の空気清浄機は、高電圧によって発生するプラズマ放電を利用することによって、電極に粉塵やほこりを吸着させるものです。
静電気を利用して集じんを行うため、集じん能力が低いのが欠点です。また、強制的に気流の流れを作るためファンが内蔵されていますが、このファンにフィルターが付いておりませんので、電極に汚れが付着すると、定期的に取り外して洗浄しなければ効果を失います。
このような性質から、家庭用の空気清浄機で、この方式を採用しているものは殆どありません。
喫煙所など、汚れの付着が著しい場所での使用には適しているため、業務施設の喫煙所などに設置されている、テーブル一体型の製品が代表的なものです。
この他にも、イオン集じん式の空気清浄機がありますが、その性能には疑問が呈されております。
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